Wargame:EE デッキを考える

このゲームは自軍の構成を自分で決められる。
多数のユニットの中から、25種類を選んで、デッキに入れることで使用可能になるという仕組みだ。

と言うわけで、今日は私のデッキを見せびらかしてみようという、自己完結的な内容だ。



■とりあえずこんな感じ
 
  はてなブログ的な都合でやや粗いが勘弁して欲しい

■役割とか寸評
・BRDM-2U
・UAZ-496B
UAZはPACTでおなじみの初期司令部。
サイズがSmallなので林に隠れる事が出来、基本的にこいつを使う。
BRDM-2Uは、移動速度が僅かに速く(UAZ70Km→BRDM75Km)、前面に1点の装甲値が付いているので、隠れる場所がない時にはこちらを使用する。

・KOLOS
PACTで一番使い勝手のいい補給トラック。
コスパは安いトラックと同様な上、自衛用の機銃が付いている。
ないよりマシ程度なショボ性能だし、単独で攻めると余裕でキャプチャーされるが、武装がないよりは便利。
また、移動速度もトラックの中では最速の部類。
1両1250なので、4両で5000補給する。

・Mi-26
いわゆるヘリ補給。
1機で5000補給と大容量だが、陸上ユニットに追随させての使用はむしろやりづらいし、KOLOSよりもコスト対補給量的な効率が悪いので、使い所を選ぶ。
戦闘の切れ目に修理と合わせて行うなどに使う。

・URAL-3750
・URAL-4320
KOLOSだけだと、補給が切れる場合があるので、補助として使う。
基本FOBで給油しての使い回しは見込まず、空になったら敵に送った上で破壊して点に変えるのは常套。

・UAZ-496(偵察)
武装なし、機関銃付き、グレネードランチャー付きと、3タイプもあり、デッキ1枠で十分な量を出せるのが魅力。
サイズはSmallなので、茂みに隠した上で、相手に偵察ユニットが居なければ、見つからずに偵察を維持することもできる。
武装はどれもおまけ程度だし、射撃することで見つかるデメリットの方が、基本的に大きい。

T-62
T-62は、T-62Mを基本として使う。
ミサイル装備の上、主砲性能と装甲点のバランスがよい。
欠点としては足が遅さが大きく、機動戦には向かない。

T-64
T-64は、T-64Bを基本として使う。
高級なT-62、機動力のあるT-62というイメージ。

・T-80
T-80は基本的に使わない。
主砲ダメージ的には、T-64で不足するという事はほとんどないので、多くの場合、T-80を出すよりも、同コスト分のT-64を出した方が強いからだ。
APダメージが4以下の相手には滅法強いので、相手がその様な編成の場合に出す。

・TO-55
・TO-62
機動力があるTO-55を主として使う。
森に入れて歩兵の支援が主。
火炎放射は(地点射撃で)視線を無視して放射でき、当たった敵を一発でスタンさせる事ができる。
つまり、地形を選べば一方的に攻撃が可能で使い勝手がよい。
なお、ダメージこそ入らないが、空中の敵に向かって放てば、スタンまではさせられる。

・GRENZER
サイズがVerySmallとなる偵察ユニット。
歩兵サイズなので、茂みに隠しておけば偵察ユニット以外にはまず見つからない。
機動力はないので定点観測に用いる。
偵察歩兵+機銃車両のセットでコスト30なので、武装なしUAZの30と比べてもお得。

・HOT.-SCHUTZEN
主力歩兵。
10名構成の(=それなりに強い)歩兵の中では最もコスパがよい。
ユニットキャップも十分なので使い勝手もよい。

・PZRK IGLA
車両と合わせて25で対空ミサイルを撃てるようになる便利な歩兵。
単体だと射程的に心配になるが、他の対空ユニットの少し外に配置することで、カバー効果を高められる。
車両ではないので、ミサイルにやられないという特徴も便利。

・VYSADKARI
SKOT-1は速度の出せる車両(95Km)なので、速度が必要な場合はこちらを使う。
コスト15の歩兵の中では、対車両能力が高いので、対車両のアンブッシュにも使える。

・2K12 KUB
・9K37 BUK
・9K37 BUK-M1
ブークは射程が非常に長い対空ユニットで、よいポジションに配置しておけば、かなりの防空性能を発揮できる。
特徴を生かす為に、BUK-M1が主。他は金がない時などにしぶしぶというパターンが多い。

・2K22 TUNGUSKA
・2K22M TUNGUSKA
射程が長い2K22Mの側を主として使う。
BUK-M1が定点配置のカバー型であるのに対して、こちらは、侵攻部隊に追随させる形で用いる。
スペックシート上は結構強いのだが、対空ミサイルはかなり外すので、2〜3両束にして使わないと安心できない。

・2S3 AKATSIYA
・2S3M AKATSIYA
・2S19 MSTA-S
主として敵のアンブッシュを潰す際に用いる。
命中精度のいいMSTA-Sが基本だが、敵が多く展開しているなど、投弾量が欲しい場合には2S3Mを出す事もある。
PION系列の方がダメージが大きいのだが、弾薬コストが重いので、こちらを使っている。

・KAMAZ ZU-23-2
非常に安価な対空機関砲ユニット。
一見、射程が短いので全く役に立たない様に感じるかも知れないが、とにかく安いので使い勝手がよい。
連射もするので、対地防衛の補助にも役立つ。
装甲はないので、森の中に埋めて使用する。

TOS-1 BURATINO
棒銀用のカウンターユニット。
基本的に相手の棒銀を見てからの生産になるが、マップによっては攻めにも使えるので、いきなり出すこともある。
補給車の食いが半端なく、射撃後に戦車を突っ込ますなど、戦果拡張を積極的に行わないとコスト損になりやすい。

・ASU-85
燃料が少なく、行動半径が狭いので、防御に使用するのが主。
はっきり言って弱いのだが、命中精度は散布界が狭いので思うほど悪くない。
この為、コスト当たりの投弾量に着目すると、VABや歩兵などの相手には最適。

BMP-2
BMP-2D
BMP-2 obr 1986
BMP-3
大きく開けた場所の多い、一部のマップで万能な護衛として用いる事がある。
コストが中途半端だし、ミサイルは燃費が悪いので数を出すと失敗する。

・BTR-70 ZHALO
機動力があり(70km)、コストの安い(コスト20)便利なユニット。
安い戦車として十分に使える性能を持っている。
主力の戦車に混ぜて、ユニット数を水増しし、戦車の盾になるようにするといい。

・MT-LB SHTURM-S
KOKONミサイルを搭載した地上ユニット。
15や20のミサイルUAZがあるのに、こいつを使う意味なんてないでしょと思うだろうが、ちゃんと当たって撃破を期待できるのはこっち。
射程の長さと、サイズSmallという特徴を生かせば、コスト分働く。

・Mi-24A LSK
・Mi-24D LSK
D型までしか選択肢のないハインドだが、ソ連製よりもコストが5ずつ安い。
P型以降は絶対出さないという場合は、こちらの方が確実に得。

・Mi-28 HAVOC
ハインドとの違いは、対地ミサイルの射程の長さと、攻撃力(命中xダメージ)。
特に対空にチャパラルを出していない相手(ROLAND2のみとか)には、ほとんどすべてのユニットを攻撃可能なので、とても便利。
高価なユニットだが、対空ユニットが出ていない空域ではホント無敵。
ただし、空中戦は割と弱いので撃ち合うのは危険。



万能型に組んでいるので、ひと通りなんでも出来るはず。
ヘリ偵察がどうしても欲しいという場合は、T-80かBMP-2を削るといいと思う。
棒銀に対してやや弱いが、火炎放射戦車をあらかじめある程度出しておくとややマシになる。

ユニットは同じ役割のものでも、特徴が異なるものを混ぜて(組み合わせて)使うとより効果的になる。
特にNATOはヘリが強いので、防空網をどう構築するか(=どこで手を抜くか)が重要。