オータムセール最終日

今日がおそらく最終日になるので、スペシャル待ちしてたけど来なかったタイトルで、欲しいモノがある場合は今日中に購入しよう。

75%offかつ、5ドルを切っている様なタイトルの場合、「例えダメでもあきらめが付く」ので、どうせ冒険するならこういうセールの時がオススメだ。



■私がプレイ済みのゲームの寸評
Magic the Gathering 2012
MTGの最新基本セットMTG2012を使ったソリティア
一応対人戦も出来る様になっているが、CPUもおかしな動かし方(常識的に下手、逆にエスパーすぎる)はしないので、CPU相手に遊ぶのが主となる。
MTGをかつてプレイしていた人が、暇つぶしゲーのひとつとして持っておくと、思いの外長く楽しめる。
DLCは複数出ているが、フォイル(カードの見た目をかっこよくする)とかアンロック(ゲーム中で勝利するとアンロックされる追加カードを金の力でいきなり使えるようにする)は、ゲーム性には関わらないので不要。
一方で、DeckPackやExpantionはゲーム性自体が広がる。ただ、セールの常連になるタイトルなので、DLCの追加は次回のセールでもいいかもしれない。
適価10ドルくらいが、4ドルなので結構お得。

・Section 8 Prejudice
一応シングルプレイがあるにはあるが、ボリューム的、質的な面でイマイチ。
この為、マルチ主体のゲームとなる。しかし、完全に旬を外しているので、大勢の仲間で共同購入するなどしない限りは、活用が難しいタイトルだと思う。
マルチ自体は、ジェットパックや銃座建設の要素があり、それなりに斬新。
(ひとりでプレイする場合は)適価2ドルくらいで、セール価格が3.74ドルなのでこの値段でもキツイ。

Fable 3
ピーターモリニューが360向けに作っているRPGシリーズのPC版。リードプラットフォームではないが、360では重いゲームだったのが改善されるのは魅力。
私は360日本語版でプレイしたが、アクションRPGとしては並程度のデキ。
このゲームは「ローカライズ済みの洋ゲーRPGの大作」として価値があるゲームなのだが、Steam版はなぜか日本語が入っていないので、その価値をも失っている。
(英語版としての)適価15ドルが25ドルなので、セールとは言えない割高感がある。

・Driver SanFrancisco
ゲーム性としてはクルマに特化したGTAで、クルマを使ったアクションやミニゲームをこなしながら、一応あるストーリーを進めていくゲーム。
近作に例えるなら、クルマから降りられないセインツロウ3とも言える。
こう書くと縮小版GTAやSR3に聞こえるが、実際にそんな感じはある。
ただしクレイジータクシーライクなクルマの挙動や、サウンドトラックの選曲センス、カーチェイス要素などはこのゲームの方がずっとしっかりしている。
適価30ドルが25ドルなので、準新作としてはありな値段。

Europa Universalis 3 クロニクルセット
毎度おなじみセールの常連EU3。
このゲームは「拡張を当てることによってゲームが完成していく」という不思議な形式で売られているので、本体+好きな拡張という購入方法は採れない。
拡張パックは古いモノからひとつづつ、順番に当てていく必要がある。
セールで3.74ドルになっているコンプリートは、名前こそコンプリートだが、拡張がすべて入っているわけではないので注意が必要。
全部入りはクロニクルで、セール価格7.5ドルだ。
セールの常連でセール価格でしか買わないゲームなので、適価は存在しない。

・RedFaction Guerrilla
日本では悲しみを背負った販売方法になったので、実像以上に評価が低いが、ゲームとしては、それなりにおもしろい。
例えるなら、火星版セインツロウ3で、ゲーム性もまさにあんな感じ。
日本からは買えない最新作アルマゲドンは、なんだか地味なSF-TPSになってしまっているので、どちらか買うなら、ひとつ前のこのゲリラのがおもしろいと思う。
適価10ドルが6.8ドルになるので、まあまあお得。

・DeadSpace2
日本からは買えないが必ず楽しめるゲームなので、日本国外に住んでいるならオススメできる。
サードパーソンアクションアドベンチャーの基準とも言えるゲームで、グラフィック、ストーリー、ゲーム性のバランスがよい。
難易度NORMALはやや簡単な部類なので、攻略法を考えてプレイしたい場合は、難易度を上げてプレイするとしっくり来るはずだ。
周回プレイするようなゲームではないので、いきなりあげるのがポイント。
適価20ドルが15ドルになっているので、お得な範疇。

CoD ModernWarfare 2
現代戦アクションFPSの代表作とも言えるMW2。
日本からはなぜか買えないし、主人公がころころ変わってやや分かりづらいストーリーも英語版だとさらに分かりにくくなる。
ただゲームとしてはおもしろい部類で、よくできたシングルプレイキャンペーンと、シングルプレイのマップを利用したオブジェクティブゲームとで充実している。
私はこの手のワイワイ系のマルチはプレイしないので、マルチの事は分からない。
適価20ドルが15ドルなので、まだ持っていないなら勧められる値段。

・Divinity 2 the Dragon Knight Saga
Diviity2はEgoDraconisとこれとで2種類あるが、Egoに追加要素を加えて完全版としたのが本作なので、本作さえ買えば問題ない。
正直いって至らない点もいくつかあるが、このゲームくらいの完成度があれば、洋ゲーRPGとしては「よくできている」としてよい水準だ。
サードパーソンアクションRPGで、Gothic4やTwoWorldあたりが一応近い。
適価20ドルが10ドルと「お試しで買える値段」になっているのもうれしい。



今日のラインナップはイマイチあか抜けないが、MTG2012はかつてMTGをやっていた人には勧められる。
RPGファンならDivinity2もプレイするかどうかに関わらず買っておくと、人生の肥やしにできる。
Fable3は日本語入りなら悪くない値段なのだが、ヒアリング重視のゲームで英語は厳しい。MS的には「日本人向けにSteamでの販売を許可してやってる」という公式見解とのことで、態度が非常にいけ好かない