【Sword of the Stars 2】 戦艦への道

「Sword of the Stars 2」はかなりのバグゲーなのだが、とりあえず落ちまくる症状は連日のパッチ攻勢でずいぶんとマシになってきた。(が、まだ落ちる)
あたたかくなる頃にはまともになっているといいなあと思いつつ、今日は戦艦建造に挑戦。




■戦艦建造に必要なこと
戦艦建造に必要な条件は以下のとおり。

・「戦艦建造(DreadnoughtConstruction)」のテクノロジー保有していること

って、「それだけなのか?!」って思うほどシンプル。
このテクノロジー自体も、はじめから持っている「巡洋艦建造」から三歩先なのでさほど難しくない。

ただ、覚えておかなくてはならないのは、今作では軍艦は必ず艦隊に所属させて行動させる必要があること。
つまり建造だけしても、ドッグに置いてあるだけでは何の役にも立たない。

そして、艦隊に所属させるためには「艦隊の総サイズが指揮艦の統制力以下であること」が条件になる。
はじめから作れる、指揮型巡洋艦の統制力は54。巡洋艦のサイズは6、戦艦のサイズは18なので、「指揮艦 + 戦艦 x 2 + 巡洋艦 x 2」という艦隊を編成できる。
巡洋艦だけで構成すれば「指揮艦 + 巡洋艦 x 8」なので、戦艦1隻で巡洋艦3隻分の活躍ができるなら単純に強いというわけだ。



■本当に戦艦は強力なのか
艦船の強さは、「耐久力」「攻撃力」「速度」で表現できるので、それで比べてみよう。

・標準装甲戦艦
 耐久力: 全装甲 3440 内部構造 9000
 攻撃力: 小型砲塔 24基
      中型砲塔 26基
      大型砲塔 4基
 速力 : 最高速度 100Km/s
      旋回速度 20度/s

・標準装甲巡洋艦
 耐久力: 全装甲 760 内部構造 1600
 攻撃力: 小型砲塔 6基
      中型砲塔 6基
      大型砲塔 1基
 速力 : 最高速度 110Km/s
      旋回速度 60度/s

速力だけは若干見劣りするものの、攻撃力と耐久力は圧倒的に強い。ざっくり4倍くらいの強さだ。
どうやら戦艦は名前だけではなく、ちゃんと実力も兼ね備えているようだ。



■実際に作ってみる
建造技術の研究は実際のところさして難しくない。数十ターンの期間は必要とするが、「ターンエンドボタン」を押しまくればすぐだ。

ところが、技術開発が終わって実際に建造しようとして躓いた。
というのも、新造艦はまずはじめの1隻を試作型として建造しなくてはならない。
そして試作型は建造期間と建造コストが桁違いに大きいのだ。

武装にもよるが、安い戦艦で220万Cr。重武装な特殊型にすれば400万Crにもなる。
巡洋艦1隻の量産コストは7000〜8000Crなので、単純に考えて、試作型戦艦は量産型巡洋艦300隻くらいのコストになってしまう。

なんて無茶なコストだ。
いくら戦艦が強力だからといっても、300倍は働かんだろう!
と実際、思った。
戦艦は一度建造してしまえば、17万〜20万Crで量産できるので、量産することで、1隻あたりの調達費を抑えるのが鍵とするつくりなのだろう。

しかしながら、戦艦はそのような不満など一瞬で吹き飛ぶかっこよさを持っている。

 
  これは突撃型巡洋艦。まあまあカッコいい。

 
  これが重武装をした発展型戦艦。ものすごくゴツくていい感じだ。



実際に戦艦をうまく運用するには、量産化をするほかにも、戦艦にマッチした武装を開発してやる必要がある。
また、戦艦を建造中に敵の侵略を食い止める程度の戦力も用意する必要がある。

ただ、一度、量産化に進めば、そのまま中盤を支配する力を兼ね備えている。
また、指揮型戦艦を建造すれば、統制能力が91までアップするので、戦艦5隻や、指揮型戦艦+巡洋艦12隻といった艦隊も編成できる。

戦艦をいつ出すかというのは、小規模なマップではそのまま勝敗につながる重要な要素だと言える。

ちなみに今回は人類型の戦艦だったが、これが6種族すべて異なる艦型で用意されている。
また、戦艦よりさらに上位の存在として、海龍級(リバイアサン級)というものも存在する。そしてなんとこの海龍級はそれを建造すること自体をゲームの勝利条件として設定可能だったりもする。

海龍級を先に3隻建造した方が勝ちというルールで、お互いに2隻ずつ建造した時点で決戦とか胸が躍るね。